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山永興産のよもやま話~20~

皆さんこんにちは!

株式会社山永興産の更新担当の中西です。

 

水門ゲート・樋門・陸閘ゲートは「動く鋼構造物」──調査から設計・製造・据付まで一貫対応が効く理由️

水門ゲート、樋門、陸閘ゲートなどの鋼構造物は、ただの鉄の構造物ではありません。
洪水・高潮・津波などの有事に確実に機能し、平時も点検・操作ができる――つまり、**「動くインフラ」**です。⚙️

そして“動く”ということは、構造だけでなく、操作機器・止水・据付精度・保守性まで含めて成立している必要があるということ。
だからこそ、調査→設計→製造→据付の一連が噛み合っていないと、運用段階で困りごとが発生しやすくなります。


鋼構造物の更新で起きやすい課題は「現物差」⚠️

公共工事でよくあるのが、既設構造物の“現物差”です。
図面や台帳では把握できないズレや劣化が、現場には必ず残っています。

たとえば、こんなケースが現実に起こります

  • 図面と現物が違う(過去改造・増設の積み重ね)

  • 基礎が沈下・変位している(据付の基準がズレる)️

  • 腐食が進行している(見えない部分が弱い)

  • 操作機器が劣化している(重い・引っかかる・反応が遅い)⚙️

  • 止水性能が落ちている(パッキン・当たり面・ゴミ噛み)

  • ガイド・戸当たりの摩耗で偏荷重が出る(動作が不安定)↔️

こうした条件を十分に拾わずに更新すると、
✅ 据付で干渉が出る
✅ 想定通りに動かない/操作が重い
✅ 止水が安定しない
✅ 点検・補修がしづらい
といった“運用上の困りごと”につながります。

鋼構造物は、作った瞬間が完成ではありません。
使い続けられる状態であることが、本当の品質です。✅


当社が「一貫対応」にこだわる理由️

当社は、現地調査で既設状況を把握し、必要に応じて採寸・劣化診断を行い、運用を見据えた設計に落とし込みます。
そして、製造・据付まで一貫して対応することで、現場手戻りを減らし、品質と運用性を高いレベルで両立させます。️✨

単に部材を更新するだけでなく、次の観点まで含めて設計するのがポイントです。

  • 点検性(点検口・アクセス・作業動線)

  • 操作性(扱いやすさ、負荷低減、異常検知)

  • 交換性(消耗部品が替えやすい構造)

  • 止水性能(当たり面、パッキン、ガイド精度)

  • 安全性(誤作動防止、操作時のリスク低減)

こうした“運用の現実”を初期設計に織り込むことで、長期の維持管理コストが安定します。


✅一貫対応のメリット(公共工事で効くポイント)️

① 現物条件を設計に反映できる

採寸・干渉確認・劣化の当たりを踏まえて設計できるため、「現場で合わない」を減らせます。

② 製作と据付の整合が取れる(手戻りが減る)

設計者と製作者と据付担当が分断されないため、図面上の成立だけでなく「現場で成立する」形にできます。

③ 操作機器・機械器具まで含めて最適化できる

ゲート本体だけでなく、巻上機、操作盤、開度計、戸当たり、ガイドなど、動作に直結する要素を一体で整理できます。⚙️

④ 点検・保守のしやすさを最初から織り込める

「作って終わり」ではなく、「維持管理がラクになる」設計ができます。✨


✅当社の基本フロー

1)現地調査(採寸・劣化状況・操作性確認)
既設の状態、干渉、基礎条件、止水、操作負荷などを確認します。

2)設計(更新範囲・止水・操作・点検性を整理)
更新対象を整理し、運用目線で仕様を固めます。

3)製造(品質管理・記録)
寸法管理、材料管理、溶接・塗装などの品質を記録し、トレーサビリティも意識します。

4)据付(安全・精度・動作確認)
据付精度、干渉、開閉動作、止水確認まで行い、確実に“動く状態”で引き渡します。✅

5)引渡し後の保守提案(長期での安心)
点検計画、消耗部品の更新タイミング、改善提案まで含め、長期での安心につなげます。


インフラ設備は「止まらないこと」「動くこと」「守れること」が重要✅

水門ゲート・樋門・陸閘ゲートは、平時は静かでも、有事には確実に役割を果たす必要があります。
だからこそ、必要なのは“見た目の新しさ”ではなく、
確実に動き、止水でき、点検でき、長く守れることです。️

当社は、鋼構造物・機械器具の一貫対応で、公共工事の品質と運用を支えます。
調査段階からでも、お気軽にご相談ください。️