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皆さんこんにちは!
株式会社山永興産の更新担当の中西です。
目次
定期検査(定検)の難しさは、作業そのものよりも「止められる時間が限られている」ことです。
定検は停止期間がそのままコストとリスクに直結します。停止が延びれば、発電・生産への影響だけでなく、復旧の段取りが崩れ、人員が張り付き、関連設備への負担も増えます。だからこそ勝負は当日ではなく、“事前準備”で8割決まると私たちは考えています。✅
定検でトラブルになりやすいのは、作業が下手だったから…ではなく、現場を開けてから次のような“想定外”が見つかるパターンです。
摩耗が想定より進んでいた(肉が残っていない)
腐食が広がっていた(隠れ腐食・ピンホール)
予備品が合わない(寸法差・型式違い)
据付の逃げがない(吊り代・動線不足)
過去改造で図面と現物が違う(現物優先の“ズレ”)️
ボルトが固着、外れない(時間が溶ける)
想定外の干渉が出る(配管・架台・周辺物)
この「想定外」が起きると、追加工事や部材待ちが発生し、停止期間が延びます。
定検で最も避けたいのは、“部材待ち”と“手戻り”です。ここを潰すことが、準備の目的になります。⏳
当社が定検前に特に重視しているのは、次の4点です。
定検では、図面情報だけで判断すると危険です。現場には、過去改造や運用変更が必ず積み上がっています。
そこで当社は、定検前にできる範囲で現地調査を行い、
現物寸法の把握
取り合い・干渉の確認
劣化状況(摩耗・腐食・割れ)の当たり
搬入経路・作業動線の確認
吊り代(吊具・荷重・支点)の確認
までを「当日困らないレベル」で前倒しします。
ここが甘いと、当日“現物合わせ”になり、時間が一気に溶けます。
停止期間を短くする最大の武器は、部材を前倒しで揃えることです。
当社では、交換が見込まれる部位について、
事前に部材製作しておく
可能な範囲でユニット化する(現場組立を減らす)
予備品として持てる形にする(次回の時短)
といった方針で準備します。
当日作業を「外して付ける」に近づけるほど、停止期間は短くなります。✅
定検は、現場に入ってから考えると詰まります。
当社は事前に、
どこから搬入するか
どの順序で外す/付けるか
どの工具・治具を使うか
吊りの手順(吊点・荷姿・合図)
作業動線(他工種との干渉回避)
を“手順として見える化”し、当日の迷いを減らします。
作業が早い現場ほど、実は準備が丁寧です。⚙️
定検は「外す」より「戻す」の方が難しいことがあります。
復旧でトラブルになると、停止延長に直結します。
復旧の合否判定ポイント(寸法・締結・クリアランス)
動作確認の手順(単体→連動)
記録(写真・施工記録・測定値)
万一の“戻し方”(代替案・応急案)
まで決めておくと、当日のリスクが下がり、判断が早くなります。✅
当社は、現地調査から設計・製作・据付まで一貫対応できるため、「当日までに必要なもの」を前倒しで揃えられます。
たとえば摩耗部の更新でも、単純交換に留めず、
材質変更(寿命延長)
肉盛・補強(再発しにくい形)
取付構造の見直し(交換性アップ)
など、恒久対策として設計に落とし込みます。
結果として、次回定検の工数や突発対応が減り、設備の安定性が上がります。✨
1)事前調査(現物確認・寸法・劣化診断)
2)設計・製作(必要なら改善設計も)️
3)工程計画(停止期間内の段取り作成)
4)据付・復旧(品質確認・記録)✅
5)運用提案(次回停止を減らす改善提案)
定検は、止めること自体が目的ではありません。
止めた時間で、最大の安心と安定稼働をつくることが目的です。
停止期間を守りつつ、復旧後に安定して回る状態までを見据えて、当社が伴走します。
定検前の現地調査・部材製作・据付段取りのご相談から、お気軽にお声がけください️⚙️