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皆さんこんにちは!
株式会社山永興産の更新担当の中西です。
さて今回は
~鉄が形になる瞬間を支える仕事💪✨~
「鋼構造物工事」と聞くと、どこか堅いイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも実際の現場は、まるで“鉄の芸術”とも言えるほど繊細で緻密な世界なんです。
今回は、鋼構造物工事の基本から、どんな人たちが携わり、どんな工程を経て建物や橋が完成するのかを、じっくり掘り下げていきます⚙️✨
鋼構造物とは、主に「鉄鋼(スチール)」を主材として作られる構造物のことです。
代表的なものは👇
・ビルや工場などの鉄骨建築物
・橋梁(きょうりょう)などの交通インフラ
・スタジアムやアリーナなどの大空間建築
・発電所やプラント設備の支持構造物
鋼は「強度」「靭性」「加工性」「リサイクル性」に優れ、
どんな形にも加工できる“万能素材”です✨
鋼構造物は、木造やRC造(鉄筋コンクリート)とは異なり、
現場での「組み立て工事」が中心です。
おおまかな流れは以下のとおり👇
1️⃣ 設計図・構造計算
→荷重・風圧・地震力などを解析。部材寸法を決定。
2️⃣ 製作図作成(ファブリケーター)
→細部の寸法、孔位置、溶接長などを図面化。
3️⃣ 加工(工場製作)
→切断・開先・溶接・塗装を行い、品質検査。
4️⃣ 現場搬入・建方(たてかた)
→クレーンで吊り上げ、ボルト・溶接で接合。
5️⃣ 検査・補修・塗装仕上げ。
ひとつの建物が立ち上がるまでに、
設計者・製作工場・現場監督・溶接士・検査員など、多くのプロが関わります👷♂️👩🏭。
鉄骨を“組み上げる”瞬間は、まさに建設の醍醐味!
巨大なクレーンで柱や梁を吊り上げ、
職人たちが高所でボルトを締めていく姿はまさに圧巻です💥。
現場では「芯出し」「レベル調整」「トルク管理」など、
ミリ単位の精度が求められます。
1本のボルトの締め具合が、全体の構造バランスを左右することも。
高所作業が中心となるため、安全対策は最重要項目!
・フルハーネスの常時着用
・足場・通路の整備
・クレーン旋回範囲の立入管理
・ボルト・ナット落下防止対策
さらに、風速計を常備し「風速10m/s」で作業中止などのルールも徹底されています。
鉄骨は**“力の流れが見える構造”**です。
梁や柱、ブレースが整然と配置された内部空間には、
機能美と工学美が共存しています✨
完成後の建物を見上げるたび、
「この鉄骨を組んだのは自分たちだ」という誇りがよみがえる──
それが、鋼構造物工事の最大のやりがいです💪🔥。